1頭引きあるいは2頭引きの橇に乗ったマッシャーと犬までの距離はおよそ3m。橇にセッティングした犬達は、サポートしてくれる人がいなければ自由に動き回れる状況にあります。匂いを嗅ぎまわったり、遊びだしたりと、犬として好き勝手な行動をします。
でも、心配しないでください。何も教えてもらっていない犬達のほとんどがこのような状態になります。初めてハーネスをつけてラインに繋いだ途端に、自ら橇を引いて前方に走り出す犬など見たことがありません。
犬に「橇を引いて走る」ように教えるということは、他のドックスポーツと同じように、あなたが望むような行動ができるように「犬を導く」ことです。
犬ぞりでは、初期は行動とコマンドで犬を導き、数年かけてコマンドのみで犬に気持ちを伝えられるようにします。
それが難しい事なのか簡単なのかは、あなたと犬の関係性で左右されるでしょう。また、トレーニングや練習につき合ってくれる家族や友人がいれば、ちょっとだけ近道ができるかもしれません。
「魔法のしっぽ」ではたくさんの愛犬家と犬達に犬ぞりを楽しんでもらいたいという願いから 犬ぞり未体験のチームが簡単に始められるトレーニング方法を紹介します。
犬ぞりの基本~スプリント編
愛犬と「チーム」になって犬ぞりを楽しんでみませんか?
「引く」を教える~ウエイトプル編
犬と一対一で向き合うウエイトプル。犬の持つ能力の素晴らしさを発見してみませんか?
「マッシャー」になるために
犬達に尊敬されるマッシャーになるために。