犬ぞりのチーム

シングルリード

マッシャーと犬が力を合わせなければ前に進めないドッグスポーツ「犬ぞり」では、マッシャーと犬 (1頭~多頭) のセットを「チーム」と呼びます。

一頭引き

『 1 頭引きチーム』
犬ぞりの基本。というより登竜門。 1頭引きで犬ぞりの基礎を覚えると頭数が増えても対処できるようになります。
マッシャーから犬までの距離は約 4m 。

2頭引き

『 2 頭引きチーム』
マッシャーから犬までの距離は並列なら 1頭引きと変わりません。縦列では3頭引きと同じになります。
1頭より速くなり、橇を「操縦している ! 」と感じられます。

三頭引き

『 3 頭引きチーム』
速さや力は倍増して緊張感が高まります。犬の力を実感できる一方で、犬同士のトラブルも増えます。
マッシャーからリードドッグまでの距離は約6m 。

四頭引き

『 4 頭引きチーム』
橇が安定して滑る頭数です。リードドッグの重要性を痛感するのもこの頭数。

6頭引きチーム

『6頭引きチーム』
チームとしての安定感が統率の難しさに勝る頭数だと感じます。 レースの規定距離は9.6km 。走る距離が長くなるとトレイルも山あり谷ありで、犬ぞりの醍醐味が味わえます。
マッシャーから リードドッグ までの距離は約8m 。

シングルリードの七頭引き

『7頭引きチーム』
シングルリードの7頭引き。通常、2頭以上のチームでは何らかの事情がない限り、先頭を走る犬は2頭配置しますが、リードドッグを務められる犬が単独で走るのを好む場合はシングルで配置します。相性の良くない犬達を隣同士にするより安定して進みます。

八頭引き

『8頭引きチーム』
国内では「アンリミテッドクラス」や「オープンクラス」に参加します。
犬達がそり犬としてしっかりトレーニングされていることと、マッシャーの経験値の高さが必要になります。
マッシャーからリードドッグまでの距離は約10m 。


犬ぞりの種目

犬の「引く」力は 4WD 。その能力を引き出す犬ぞりで雪原を疾走します。