雪上ドッグスポーツ 「犬ぞり」
橇を使用してマッシャーと犬のチームが走ります。
犬ぞりのチーム構成は、走る距離と頭数で分けられ、さらにその中からマッシャーの年齢や犬種で分類された種目があります。
レースによって名称は変わりますが、低年齢のマッシャー、初心者、成人マッシャー、1才未満の犬、高齢犬、犬種などでクラス分けをされ、コース設定によりマッシャーの体力の差が順位に大きく関わるような場合は、成人でも性別や年齢でクラスが分けられる場合もあります。
これらにチーム構成が加わると、多種多様な種目ができます。
雪上ドッグスポーツ「スキージョアリング」
橇の代りにクロスカントリースキーを使って、犬がスキーヤーを引いて走ります。
スキーヤーが犬の前に出たり、犬を引っ張る行為をしてはいけないルールがあり、犬ぞりと同じようにスキーヤーの前を走る練習をします。
スキージョアリングでは犬は1頭から3頭までとされ、犬のハーネスからのラインをスキーヤーの腰に着けたベルトと繋ぎます。スキーヤーには自身の推進力だけでなく犬の推進力も加わるので、相当なスキーの技術が求められます。
犬ぞり関連のドッグスポーツ:「バイクジョアリング」
マウンテンバイクやスクーターを使い、雪のない場所で行います。
1 頭から 2 頭は MTB やスクーター。 3 頭以上はカートや 4 輪バギーなどを使います。
雪のない時期、そり犬達はそれぞれの頭数に応じた乗り物でトレーニングをしますが、犬達の安全を考慮したルール (開催時の最高気温の上限など) が作られ、「バイクジョアリング」「ギグレース」「ドライランドレース」などの名称でレースが行われます 。
犬ぞり関連のドッグスポーツ:「カニクロス」
スキージョアリングのスキー板をランニングシューズに替えたものがカニクロスです。
スキージョアリングと同じようにランナーが犬の前に出たり、犬を引っ張る行為をしてはいけないルールがあります。 また、安全面から犬は1頭と決められている場合が多く、ランナーの年齢や性別でクラス分けされます。
犬ぞり関連のドッグスポーツ:「ウエイトプル」
重りを乗せた橇やカートを犬が引く競技です。
引いた重さを競うものと、決まった距離と重さで速さを競う部門があります。
犬の体重によってクラス分けがあり、参加できる犬種に制限はありません。
そり犬とは、マッシャーが乗る橇を、マッシャーのコマンドに従って引く犬達のこと。
走るのが大好きだけど・・・